ウッドデッキ

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ウッドデッキ・・今まで

家が完成した後、掃き出し窓の外に2X4角材でウッドデッキを作りました。最初は支柱を含め全て木材を使いましたが、あまり長持ちしませんでした。

あれこれ改良を重ね、メンテナンス作業が少なく、常に綺麗な状態を保てるように作り替えて現在に至っています。

要は、できる限り乾燥した状態を保てるよう、雨水が残りそうな場所を徹底して無くす、ことに尽きます。

現在のウッドデッキ

構造は極めて単純です。

posision of base concrete blocks.
blocks are all half-sized ones
1/2ブロックをセット
place beam timbers as indicated
梁の木材を設置

支柱を立てる場所に1/2ブロックを半分くらい埋めた状態でセット。高さは水準器で揃えます。
2X4材の梁に支柱として、□のアルミ柱またはL字アングル鋼材をボルト+ナットで取り付けブロック上に並べます。

建物側の端はベランダの陰になり、雨で濡れることが少ないので角材をネジ釘固定し柱にしています。

an alluminum post
□アルミ支柱
L-shaped steel post
L字型アングル支柱
wooden posts close to the house base
2X4材支柱で梁を挟む
各支柱も2X4材で連結

支柱と梁の角材との接触面、ビス穴周りにはコーキング剤を塗り、水の侵入を防ぎます。□アルミ支柱では補強用にパイプを嵌め込み、そこにビスを通しています。

アングル鋼材の切断面は錆止め塗料または、コーキング剤を塗っておきます。

connect beam timber pillars as indicated
梁の柱を繋げて補強
put on two-by-four timbers
2X4材を並べて完成
view from a balcony
ベランダから
見下ろすと
picture of connected pillars
I字型アングルと
ビスナットで支柱を繋ぐ
beam timbers front side
真ん中の梁の角材
前面から
side view of the deck
2X4材は両端のみ
針金で梁に固定

デッキ面に並べる2X4材は両端に水平な穴を貫通させて針金を通し、梁の木材に縛る形で止めています。穴の両端はコーキング剤で塞いでいます。

梁の2X4木材の上面は水が溜まらぬよう片流れまたは台形に加工しています。両端の梁にはデッキ面の2X4材を止める針金が並ぶため、水はそれを伝って流れやすくなります。

デッキ面の2X4材は経年変化で歪みますが、針金の遊びで深いひびが入らずに自然のたわみを保持できます。梁との接触面は”面”より”点”に近くなり、間に水が溜まらず雨の後も速やかに乾いてくれます。

表面の劣化の具合を見ながら、2X4材は適宜裏返し、追加の塗装も行います。冬季に雪が積もった場合は速やかに箒で取り除き、長時間雪が残らぬよう注意しています。

タイトル画像の梁の角材は、設置から丸11年になります。どこのホームセンターでも容易に手に入る材料だけを使ってこれだけ長持ちしてくれれば、これ以上望むことは何もありません。

因みに、大きさは 2.7 X 3.05 X 0.35 m です。

デッキ面の2X4材を交換する際には、両端の木口を最初にコーキング剤で防水しておくべきと思います。稀に経年変化で極端に捻れる材木があります。それは取り換えるしかありません。

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