自分で家の塗装工事をした記録
一戸建ての塗替えを自分でする人はあまりいないと思います。
これは2009年の記録です。
・サラリーマンで主に週末作業
・ほぼ一人作業 4/18開始 7/26終了
・材料等はカラモニーショップ(高見商会)
に相談、依頼
・総費用37.2万 床面積64m2総二階寄棟
・足場、塗料、養生品、安全帯、等含む
・屋根は溶剤系、壁は水系の塗料を使用
・13年目で2階南外壁の1/3にチョーキング
の気配あり。屋根は塗替えの必要あり
・現在、次の塗替えを計画中
2009年当時、ウェブサイトで一戸建ての塗装を自分で行ったという記録は5つくらい。最も参考にさせて頂いたのは、曽根塗装店の内容です。
唯一、自分で塗り替える人向けの情報を載せられていたカラモニーショップのナンバ三木店に依頼し、アドバイス受けながら作業しました。現在の高見商会です。
実際どのくらい塗装の耐久性が発揮されるかは個々の家の環境次第かと思います。
結果的には自分で塗り替えて正解でした。カラモニーショップの方々には丁寧にご対応頂き、本当に感謝しています。
働き方も徐々に変化し、リモートワークで自由になる時間も増えるかもしれません。
自分でもやってみようかと思われたら、ひとつの例としてお読み頂ければ幸いです。
実際に行ってみた感想は下記の通り。
・DIY好きなら作業も楽しい
・運動する習慣のない方にはお薦めしない
・塗装以外の作業に時間を取られる
・助っ人がいれば能率アップ
・最高のコストパフォーマンス
実際の作業記録
安全具、洗浄について
2階建ての屋根の上や足場での作業になりますので、ヘルメット、保護眼鏡、安全帯、ロープ等を用意し、十分に注意しながら行いました。
地下足袋を購入しましたが、脱ぎ着が煩しく、滑り止めの効いた長靴に替えました。
屋根の高圧洗浄期間のうち2日は雨でしたが、無事に作業できました。洗浄時には雨のほうが隣家に気を遣わずにすみます。
2階軒先と同じ高さの足場の角に、高圧洗浄機を置くための場所を設置して頂いて、効率的に作業できました。
外壁パネルの継ぎ目部分は、コーキング剤ではなく、塩化ビニール樹脂の材料が嵌め込まれた構造のため、その周りはブラシ+水で洗浄しました。
高圧洗浄機はKARCHER製、高圧ホース10mの製品です。これは費用に含まれてません。この型式は音がうるさいのが欠点です。
塗料、塗装について
環境負荷を考えると全て水系塗料にすべきとは思いましたが、屋根は溶剤系を使いました。塗料の選定はカラモニーショップの方のアドバイスに従いました。
屋根の塗装は下塗り2回、上塗り2回の計4回、外壁は下塗り後、上塗りを2回で仕上げました。
当時ウェブで公開されていた塗分け法を参考にして、レンガ模様の目地部分とレンガ本体部分の色を変えています。下塗り後、目地部分は刷毛を使い、凸部分は毛足の短い細いローラーで塗分けました。
天気の良い日には朝露が降り、昼間は日差しが強くなるので、屋根の塗装は6月に入る前に終わらせておくべきと思います。
屋根の塗装時には、塗料容器の底に△の台を取り付け、使い易くしました。
外壁の下塗りを3日間、一人の助っ人に手伝ってもらいました。
その他
カラモニーショップには早めに連絡し、2月には家の下見と打ち合わせを行いました。
作業中も車を停められるよう、駐車スペースの足場形状を工夫して頂きました。
塗装作業そのものには特別な技術は必要ありません。やる気さえあれば誰にでもできます。
名の知れたハウスメーカーの家ですが、系列のサービス会社には依頼する気にもなりませんでした。
屋根で一息入れて寝転がると、いつもイソヒヨドリの華麗な声に癒されてました。
現在、次の塗替えを計画しているところです。完了しました。→自分で家を塗り替えた2